−エンジンルーム編(2004-01-10〜)−
ラジエータの交換の時に、フロントサスのマウントより前はレストアしましたが、まだ後ろ側が残っているので
引き続きレストアです。工期3ヶ月の予定。
バルクヘッドはきれいなので掃除しておしまいの予定ですが、ブレーキのマスタバックの周りはブレーキオイルを
垂らされたせいで塗装がはげて一部は腐食が始まっていました。
部品外し
まず、ブレーキのマスタバックとステアリングのギアボックスを外さなければなりません。
いずれ、ボンネットも外さなければなりませんが、保管場所を考えてからです。。。
マスターシリンダはエンジンルーム内のブレーキ配管をはずし、マスターバックのネジを2本外すと
とれます。
ここで、ふと整備書を見るとリザーバが2個ついた絵が。。。でもうちのは1個?
後期型は1個になってるようです。
マスターバックはと車内、ブレーキべダルの付け根にある4本のネジを外せば取り出すことができます。
ブレーキオイルの犠牲者達。。。
中までは腐食していないようなので点検後に再ペイントの予定。
外すとこんな感じ。ちょっとさびしい。
次にギアボックスです。ギアボックスは車体に取り付けるための3本のボルトと、ハンドルに行っているユニバーサルジョイントの
ネジ2本を外します。
そしてタイエンドプラ−にてタイロッドとピットマンアームを切り離します。事前に5-56を浸透させておくとすんなり取れるかもしれません。
すごい音がして外れると聞いていたのでおっかなびっくりでしたが、「ドンッ(ボンッ?)」と鈍い音がして外れました。
車体取り付けネジはズルワザでレンチに鉄パイプを繋がないと外れませんでしたが無事にどこも破損することなく
取れました。
外す前。
外したギアボックス。横には豊田自動織機の「TOYODA」の文字。
今の車ではさすがに見なくなった「TOYODA」の文字です。もう1箇所、パワステポンプについているオイルリザーバ
タンクの蓋にも「TOYODA」と刻印してあります。
商号統一で今は全ての製品が「TOYOTA」となっていますが、創業者は「トヨダ」さん、親会社もトヨダ自動織機、自動車も
創業時は「トヨダ」でしたが、創業者と会社名を分けた方が色々と良いと言うことで、商号は「トヨタ」になったようです。
関係ないですが、我が家のミシンは「トヨタミシン」。でも作っているのはトヨタ自動織機ではなく、アイシン精機。。。
マスターバック再生
特に壊れているわけではないので外側だけ塗装剥離後、錆落し、表面酸化皮膜形成、エスコの順で再生しています。
最近仕事の関係で触る時間が減っています。
エスコを塗ったところ。
錆の穴がちょっと目立ったので、サフを吹いて、シャーシブラック→クリア塗装と終わりました。
上の写真と比べると見違えるようです。
やっと完成
ワイパーのモータケースも塗りなおしました。
家の工事のためマーク2を動かさなければならず、急遽突貫工事でエンジンルームの塗装を仕上げました。
防火壁と、他のところの色がよく見るとちょっと違うのですが、ご愛嬌ということで。。。
フロア関係はまた別途。。。